Obisun marche artistfile #17
森田ネーム
森田ネームのおびさんマルシェ出店は、2009年3月から、今年で3年目になるという。出店時にはオリジナル刺繍の入ったくるみボタン、ハンカチ、トートバッグの販売や持ちこみの商品にネーム入れや刺繍加工などを行っている。
「おびさんロードのおしゃれな石畳でミシンを踏むのは何とも心地よくいつもの作業場から飛び出して気持ちをリフレッシュさせる場所。また、横振り刺繍の技術を多くの人に見てもらえるのは、今の時代に忘れられかけている手作業のあたたかさを感じてもらえる大切な機会だと思っています。」 と 充実した参加を振り返る。
森田ネームは、昭和初期からつづく、ネーム刺繍(スーツやスポーツウェアに名前を刺繍する)というなつかしく貴重な感覚の仕事をされています。
近年ではコンピュータミシンも導入し、新しい刺繍の勉強もしながら、昔ながらの横振りミシン(普通のミシンとはちょっとちがう、押え金と送り歯がなく、足のレバーでふり幅を調整しながらフリーハンドで文字や絵が描けるミシン)を使う事でまだ残されているであろう刺繍の可能性を探しながら日々作業しているという。
「ネーム、名前というのは親からもらった大事な宝物、持ち物に自分の名前を刺繍することで、物を大事にする気持ち、名前を大事にする気持ちを伝えていくのが森田ネームの役割なのかもしれない! と思う今日このごろなのです。」
新しいものも取り入れながら、手作業のあたたかさや、大事な事を残して伝えて行こう。
そんな森田ネームの思いのこもった作品がじわりと広がっている。

















