2010年10月アーカイブ

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CAFE MISSY SIPPY & 
MOJOYAMA MISSISSIPPI
(カフェ ミシシッピー & モジョヤマ ミシシッピー)



 高知県北部、四国の中央に位置する総人口約4000人の町、本山町。
  2005年、この町在住のアーティストで、世界を旅して唄うブルースマンでもある
オーナーの藤島晃一さんが「お山(町)を楽しくしたい」と、
旧藤島商店を改装したCAFE MISSY SIPPYと広い縫製工場跡地を利用したMOJOYAMA MISSISSIPPIを始めた。
 "MOJO"とはブードゥー教の金運やギャンブル運、女性運を向上させる呪文、
転じて"魔法や魔術などの虜になる"の意味の俗語で、
これに本山の名前とブルースの聖地ミシシッピーを合わせて命名したという。
 CAFEのMISSY SIPPYも同じくミシシッピーと読み、「お茶をすする女性」の意味だ。

 ■ 高知県長岡郡本山町本山1102-1Tel : 0887-76-2069


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(写真右上)
高知の作家の作品展示の他、LIVEも行われる MOJOYAMA MISSISSIPPI
沖縄からの三味線と唄のLIVE時の様子
(写真左下)
裏手に流れるのは 本山のミシシッピー川こと吉野川



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藤島晃一 写真展 「SOUTH」10/1(金)~10/31(日)

 会場:cafe 倍音共鳴 
 高知市潮新町 1-7-4 (火曜定休) 090-7571-1739 

南アメリカの町での、錆びた景色や人々の写真を展示。



2010年10月

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シネマの食堂 2010

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2008年に、高知県内各地で個々で独自に活動していた自主映画上映主催団体が集まり、それぞれの活動をより連続的・一体的に生かしていこう という主旨の元に発足した高知映画上映団体ネットワーク(通称:えいね〜)により、同年開始された "シネマの食堂"
 今回で4回目(2010年3月の特別編[漫画映画特集]を含む)となるこのイベントは、
高知市内だけでなく、県内各地の会場で開催される映画会である。

 2010年は第60回高知県芸術祭に合わせ秋の開催となり、イベント名の「食堂」と「食欲の秋」にかけて "食" をテーマにした11の作品と、それ以外のテーマの6作品を連動し、開催される。
料金はいづれも1000円〜1500円。(詳細は各情報源を参照)

 また会場配布のスタンプカードまたはリーフレットにハンコを3つ集めて応募すると映画グッズが抽選でもらえる他、「食」にまつわる11本を全て鑑賞すると映画招待券を1枚プレゼントされるなど、それぞれの上映をより連動して参加し楽しめる企画も盛りこまれている。

Twitter えいね〜 :見やすい情報版 @einee_info 
          情報満載版 @einee_kochi





会場/高知県立美術館ホール/中庭 日時/14時 16時 野外上映19時半 
   18時よりカフェ開催  問/高知県映画上映団体ネットワーク 

食のトータル・コーディネートを提案するフードディレクターの野村友里が、人と食の関連性を描いたドキュメンタリー。世代や職業を問わず、様々な人へ食に関するインタビューを敢行し、現代人の食生活を多面的に見つめる。浅野忠信、UA、内田也哉子ら芸能界の著名人も多数出演。



南極料理人http://nankyoku-ryori.com/

会場/四万十市立中央公民館
日時/10/2 14時半 19時 10/3 10時 14時 
問 ここでえいがかい!?  090-5916-6311(東)

 南極観測隊員の西村淳のエッセイ「面白南極料理人」を、堺雅人を主演に映画化。 極寒の南極ドームふじ基地にきた8人の観測隊員の1人、西村の仕事は隊員の毎日の食事を作ること。約1年半、遠く日本に家族を残し、隊員たちは悪戦苦闘しながらも絆を深めていく。
共演/生瀬勝久、きたろう、高良健吾、他



カルメン故郷に帰る 

会場/道の駅四万十とおわ 入場無料   
日時/野外上映18時半。18時から県立
   文学館カルチャーサポーター朗読会。
 問/高知県文化財団 088-866-8013

日本初の総天然色映画として製作された木下恵介監督作。主演は高峰秀子と小林トシ子。東京でストリッパーをしているハイカラな娘が友達を連れて里帰りしたことから静かな村が大騒ぎとなるさまをコミカルに描く。 



ブルー・ゴールド ー狙われた水の真実ー 

会場/土佐清水市立市民文化会館くろしおホール 
日時/14時 19時 
問/土佐清水市立市民文化会館0880-82-3300 

人々の生活に欠かせない水資源について考察するドキュメンタリー。今後の世界的人口増加に伴い、確実に不足する水資源。地球規模で水資源をビジネスに利用しようと現れたグローバル企業や、ペットボトルをめぐる問題までを多角的に検証する。ナレーションを「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェルが担当。



雄呂血

会場/龍馬の生まれたまち記念館 
日時/10時 12:15 14時半 16:45 19時 
上映協力費カンパ制 (なるべく紙幣で) 
問/小夏の映画会 田辺 090-9453-0950

大正14年製作・公開、二川文太郎監督による日本のサイレント映画、剣戟映画活弁付きで上映します。 正義感の強い若侍・久利富平三郎(阪東妻三郎)がその純情さゆえに周囲の誤解を招き、恋人(環歌子)に去られ主家をも追われた末に犯罪者に落魄した。最後は再会した恋人を守るために刀を抜くが、多数の捕り方との乱闘の末に捕縛される。



同胞(はらから)

会場/安田町大心劇場 
日時/未定 
問/大心劇場 0887-38-7062

 岩手県の過疎の村に、移動劇団の公演依頼のため、東京から一人の女性が来る。高い費用に話はなかなか進まないが、やっと説得に成功、青年団の団員たちはあふれる情熱を演劇のPR、切符売り、会場の確保などに注ぎ始め、村は徐々に活気づいていく。岩手県・松尾村の実話をモデルにした、ドキュメンタリー・タッチのシリアスドラマ。村の青年団員たちも多数出演。


 
孔雀 我が家の風景

 会場/高知県立美術館ホール
 日時/14時 16時半 19時 
 問/シネマ・サンライズ
 
 文化大革命後の中国の田舎町を舞台に、ある家族が繰り広げる人生模様を描いた人間ドラマ。落下傘部隊の将校に恋をした奔放な姉、知的障害を持つ兄、家族という鎖に嫌気がさして町を飛び出した弟。彼ら3人の青春の日々と、その後の皮肉な運命を綴る。監督は、クー・チャンウェイ。長編監督デビュー作で、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた。



アンを探して

会場/高知市立自由民権記念館 
日時/10/24 11時 14時 18時 
        宮平貴子監督舞台挨拶 12:45 15:45 
問/四国文映社 088-822-7486


「赤毛のアン」の舞台、プリンス・エドワード島を訪れた少女のひと夏の成長を綴った青春ドラマ。亡き祖母・静香の初恋相手であるカナダ人兵士を探すため、1人でプリンス・エドワード島にやって来た17歳の杏里。悲しみに閉ざされていた彼女の心は、島で暮らす人々との温かい交流を通して少しずつ癒されていく。主演は石橋貴明の実娘・穂のか。



あぞの草や+歌の春夏秋冬

会場/草や+シネマトグラフ 
日時/10/30 11時半 18時半  ※予約制 限定30名様
       (草やのお弁当付きの上映会の為)
問/ウタウタイ実行委員会 松田 090-3784-3307 

書籍「草やのごはん」の取材時の記録VTRを背景に、高知ゆかりのウタウタイ カワハラヒロユキが高知を書いた曲「ホームタウン」のMVを作成。現在の「草や」のルーツがわかるようシネマトグラフでの上映。草やの食と音楽のコラボ。草やの旬の味にちなみ「歌の春夏秋冬」MV(編集:カワウチヒロシ)も発表。
小倉りさ+ウタウタイ実行委員会製作MV60分+ミニライブ60分


 
USB 

会場/高知市立自由民権記念館 
日時/10/31 11時 13時半 16時 18時半 
問/とさピク http://tosapic.com
主演の渡辺一志さん舞台挨拶予定

原発の臨界事故が原因で放射能汚染が進む、茨城のとある町。この町に暮らす26歳の祐一郎は、父の跡を継ぐべく医学部を目指すが5年目の浪人生活で絶望からギャンブルやドラッグにはまっていく。ある日、極秘の放射線科の臨床試験アルバイトを知り...。監督は「カインの末裔」などで知られる奥秀太郎。


 
ミツバチの羽音と地球の回転

会場/あたご劇場 
日時/11/6 11時 13時半 16時 18時半
 問/NO-テモ-かまん!プロジェクト 外京 090-9560-6507

山口県祝島で撮影されたドキュメンタリー。再生可能な自然エネルギー利用のすすむスウェーデンでの取材映像を交えて、エネルギーの未来を問う。自然と共生するあり方、千年続いてきた暮らし、文化の持続性が、原発建設に伴う環境破壊の前に危機に瀕している。現場で格闘する人々がぶつかる壁の実像を明らかにし、愛する暮らしや地域を守ろうとする取り組みを現在進行形で追う。    



BOX袴田事件 命とは

会場/あたご劇場 
日時/11/7 11時 13:10 15:20 17時半 19:40 
問/小夏の映画会  田辺 090-9453-0950

実在の「袴田事件」を映画化。昭和41年、放火された工場から一家4人の刺殺焼死体が。物証も少ないまま、元プロボクサーで工場の従業員・袴田巌が容疑者として逮捕されるが、犯行を否認。だが拘留期限3日前に一転自白し、巌は起訴。主任判事として裁判を担当することになる熊本典道、巌は第1回公判で起訴事実を全面否認し、以後一貫して無実を主張。自白の信憑性を疑った典道は、供述調書を調べ始める。




アンダンテ 稲の旋律

会場/高知市立自由民権記念館 
日時/11/7 10時半 13時 15時半 18時 
字幕副音声付きバリアフリー上映
問/四国文映社 088-822-7486

Andante(アンダンテ)とは「ゆっくりと。歩く速度で。」という意味の音楽用語。 主人公 千華(ちか)が、めぐり逢った人々とのつながりの中で、失われた心を取り戻していく「人間再生」の物語です。
現代日本が抱える「ひきもこり」問題や、危機迫る食料自給率問題を鋭く描く大作です。



麦秋

会場/本山町プラチナセンター文化ホール 
日時/11/12 14時半 19時  
料金/入場無料17時から大原富枝文学館でカルチャーサポーター朗読会  
問/高知県文化財団 088-866-8013

 巨匠・小津安二郎監督をの代表作の一つ。北鎌倉に住む間宮家。結婚に興味のない娘紀子と、そんな娘に早く結婚してほしいと気を揉む家族。当の紀子は大手の会社で秘書として働き、いまだのんきに独身生活を楽しんでいる風だった。やがて、そんな紀子に縁談話が立て続けに舞い込む...。さりげない日常をユーモアを織り交ぜ淡々と細やかに描く感動作。



▼高知県立美術館秋の定期上映会
    園子温監督特集


会場/ 高知県立美術館ホール
料金/前売り1日券1000円・当日1日券1200円
 問/高知県立美術館 088-866-8000
上映作品・時間/11/ 12~14 近日発表

 国内外で大きな注目を浴びている園子温監督の特集上映会を開催いたします。

・園 子温 (その しおん、1961年12月18日~)日本の映画監督、脚本家、詩人、パフォーマー。愛知県豊川市出身。 自主映画出身の映画監督である。 実験的な映像表現。



めざめ
会場/高知県立美術館ホール 
日時/11/17 14時 16時半 19時 
問/シネマ・サンライズ

 スペインからフランスへ。ラテンの調べに導かれ孤独な人生たちが出会い、お互いの愛にめざめる、家族再生への旅路。 一見、関連がなさそうな四つの家族、十四人の主要な登場人物たちのスケッチによって織り成されている。一番大切なことを伝えられない女達は、片目の闘牛ロメロと敗れた若き闘牛士の魂に導かれ、ささやかな幸せに辿り着く...。



ちょんまげぷりん

会場/高知県立美術館ホール
日時/11/24 14時(16:00~抽選会)16時半 18時半
主催/えいネ~(高知県映画上映団体ネットワーク)

 中村義洋監督が、荒木源の小説「不思議の国の安兵衛」を映画化。NEWS 関ジャニ∞の錦戸亮が映画初主演を務める。忙しい日々をおくるシングルマザーのひろ子(ともさかりえ)は、江戸時代からタイムスリップしてきた侍・安兵衛と出会い、なりゆきから家に居候させることに。安兵衛は家事のすべてを引き受け、やがてプリンをきっかけにお菓子作りに目覚めていく。 




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「ホリカワアートミーティング2010」
    盛り上げ取材第1弾
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 9月23日、かるぽーと7階にて、ART NPO TACO とかるぽーとがタッグを組んで企画する催し「ホリカワアートミーティング」が開催された。
  今回で第8回目となるこのアートイベントは、春と秋年2回行われ徐々に認知度も高まってきている。
   当イベントは「かるぽーとの前を流れる堀川沿いを会場に、フリーマーケットやワークショップ、コンサートなど、 気楽にのんびりアートを楽しむプログラム。」として、公共施設である高知市文化プラザかるぽーとの前広場をより市民の憩いの場として、身近に感じてもらおうと始まったものである。春の開催は晴天に恵まれることが多いが、秋は雨天が恒例ともなりつつあり、転じてかるぽーと屋内での開催も定着しつつある。
 Art in Kochiでは次回春のホリカワアートミーティング開催に向け、盛り上げ取材をおこない、これまでの開催の様子と成果をご紹介いたします。


第1弾では、まず2010年9月23日に行われた
「ホリカワアートミーティング2010 autum」の様子をご報告。

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イラストレーターなかひらじゅんこさんを講師に迎え行われたワークショップ
「パタパタフラッグ」



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今年のフジロックにも出演した、山村誠一さん率いる実力派パーカッション楽団、
ラスティック・パンズのスペシャルライブ!
さらにスティールパン演奏のワークショップも行われた。


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普段寂しい通路にもにぎわい。

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オリジナルのアート作品や雑貨・陶器・カフェなどたくさんのお店が大集合した
恒例の「かるぽいち」。今回は過去最大となる80ブースが出店。

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2010年11月

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アウトサイダー・アートの美術館
全国10ヶ所設立計画に向けて
追跡取材 第1弾

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アウトサイダー・アートの世界展

あなたはアウトサイダーアートをご存知だろうか?。
高知では、スピリットアート展 (高知県障害者美術展)等が開催されており、
その他様々な場所で、作品自体を目にしたことはあるかもしれません。

現在、全国10カ所にアウトサイダーアートを保存する施設を設立しようと、
ボーダレスアートミュージアムNO-MAが全国各地に声をかけ、
高知でも活動が行われています。
本紙では、この活動を追跡し、美術館が完成するまでをレポートします。
今号では2010年 8月27・28日、高知市文化プラザかるポートにて開催された
「アウトサイダー・アートの世界展」の様子と、これまでの経緯、
アウトサイダー・アートをとりまく様々な状況についてを追った。


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アウトサイダー・アートとは、一般的に
「特に芸術の伝統的な訓練を受けていなくて、既成の芸術に一切とらわれることなく自然に表現した作品を指し、フランスの画家ジャン・デュビュッフェがつくったフランス語 「 アール・ブリュット [生(き)の芸術」] を、イギリスの著述家ロジャー・カーディナルが英語表現に訳し替えたものである。」 とされ、
欧米では様々な作品が愛好家によって収集され、研究が進んでいる。

 日本では約60年前から知的障害者の作品を中心に関心が高まったのを始めとし、徐々に全国各地で障害者のアートをサポートしようとする活動がうまれ、最近では、障害者の芸術活動に関わる全国的な調査研究が行われるようになり、それらによって見つかった作品が展示発表され、目にすることも多くなった。 また、今年に入ってからは、パリ市立アル・サン・ピエール美術館で日本のアール・ブリュット作家63人の作品を一堂に集めて、「アール・ブリュット・ジャポネ展」(2010年3月から来年1月まで)が開催されるなど、海外でも高い評価を獲得してきているのだという。
 

 しかし、もう一方の現実としては、まだまだ分野としての認知がされておらず、芸術活動による作品としての価値を見いだされないうちに、多くの作品が障害者本人と家族ら以外の目に触れることなく施設や病院内で姿を消しているそうだ。 医療の現場で働く人たちにも、より障害者の表現世界に関心を持ってもらいたいと、アウトサイダーアート作品の収集・保存及び  調査研究の活動が行われてきている。  そこからより多くの人々が作品に触れる機会をもつことで、作品を通して障害へのより深い理解がうまれれば、そして、地域社会の中での認知が高まれば、障害者が地域で自立した生活が送れるような社会づくりにつながっていくのではないかと期待されているのだ。


アール・ブリュット・ジャポネ展会場
パリ市立アル・サン・ピエール美術館 http://www.art-brut.jp/ 


 2008年1月、企画展「JAPON」が「アール・ブリュット・コレクション」にて開催された。   これは、 滋賀県社会福祉事業団の運営する「ボーダレス・アートミュージアムNO-MA」(以下NO-MA)と、スイスの「アール・ブリュット・コレクション」の連携事(2006~2008年)の一環として行われたもので、ヨーロッパを中心に好評を博したという。 この展覧会は、会期が1年間延長となり、さらにウィーンでクンストハウス・ウィーン国立美術館にも巡回展示された。

 2009年夏、「JAPON」展を見たパリ市立美術館館長から「日本の作家による大規模企画展を開催できないか」とNO-MAへ打診があり、 開館した2004年から全国のアウトサイダーアート作品の調査を行い一般の作品と区別なく展示・支援する活動を展開してきたNO-MAはこれを受け、パリ市立美術館への情報の提供、芸術の都パリで63名の作家による展覧会が開催され約900点の作品が展示されることになった。

 全国に10カ所の美術館を! 「アール・ブリュット・ジャポネ展」が来年1月終了した後、展示作品の散逸や管理・作品や作家を取り巻く環境の整備を懸念する声が上がり、日本国内に10ヶ所の施設を整備する計画が進むことになった。

 計画は、NO-MAを運営する滋賀県社会福祉事業団やNPO法人「はれたりくもったり」などが今春、全国の福祉・美術関係者に呼び掛けた。日本財団の助成を受け、京都のほか、岩手や沖縄などに設立される予定となり、高知県も候補地の一つに選ばれた。



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「アウトサイダー・アートの世界展」2010年8月27・28日  

6月に高知に発足した設立準備委員会による取り組みが始まり先日、かるぽーとにて、NO-MAと特例社団法人 日本精神科看護技術協会の主催で「アウトサイダー・アートの世界展」が開催された。

 委員会の活動のひとつとして、「アール・ブリュット・ジャポネ展」出品作家の作品を展示し開催されたもので、高知の作家の作品も展示された。 同展は県外でも行われたが、高知展は最も広い会場での展示となり70点以上の作品が並んだ。

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アウトサイダー・アートの世界展
」展示作品
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「アウトサイダー・アートの世界展」搬入風景


 

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「ハーブ&ドロシー」 アートの森の小さな巨人
http://www.herbanddorothy.com/jp/

また、同時上映企画として8/28に蛸蔵(graffiti横)にて日本人女性監督の佐々木芽生氏のドキュメンタリー作品が上映された。 30年も掛けて4,000点以上の現代アートを収集してきた郵便局員のハーブと図書館事務員のドロシー。これまでに一度も所蔵品を売ったことがなかった彼らが、マンションにこれ以上作品を置けなくなり、新たな収集のために、それらをナショナル・ギャラリー・オブ・アートに寄贈するまでのドキュメンタリー。 

 本作は、真のアートコレクターの姿を映し出した傑作として、シルバードックス・ドキュメンタリー映画祭で観客賞を受賞し、ハンプトンズ国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞と観客賞を受賞するなど他多数の賞を獲得している。



 このようにして始まった高知でのアウトサイダーアート施設設立への動き。 すでに以前からアーリュ・ブリュットを柱として活動していた団体などが中心となって、ソフト面(内容)では様々な進展があるが、ハード面(主に拠点となる建築物探しなど)で試行錯誤している段階のようだ。

 本紙では今後の動きについても追って取材して行く予定である。
 

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